よくある質問

Frequently Asked Questions (FAQ)

細胞シートについて

臨床研究として実施中の治療にあっては、各種の適応条件がありますので、ご希望される場合にはかかりつけ医からの紹介状をご持参の上、一度東海大学医学部付属病院整形外科を受診してください。

現在先進医療として実施中の自己細胞シート移植※は、「先進医療に係る費用」について全額自己負担となりますが、先進医療保険等に加入されている場合は負担が一部軽減されます。

同種細胞シート移植は、研究費で行われるため軟骨細胞シート移植のための患者様の費用負担はありません。

※ 先進医療B(自己細胞シート移植)は現在予定数へ達した為、募集を停止しています。

適応となる膝周囲の骨切り手術時に、軟骨細胞シートの移植を行ないます。5cm程度小切開し、損傷部を覆うように直接患部に移植します。軟骨細胞シートの移植は、手術時に短時間に実施可能なものです。移植後の軟骨修復については定期的に確認していく予定です。

約1ヵ月程度となります。これは、骨切り術を実施した患者様の平均的な入院日数です。細胞シート移植による入院日数の延長はありません。

“世界で実施している治療は自家軟骨細胞移植(autologous chondrocyte implantation: ACI)で、全世界で4万例以上行なわれ、健常部から採取した骨膜を縫い付けて1ヵ月培養した細胞を注入し、治療しています。
日本で承認されているJ-TECのジャックは、保険適応の要件として、膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く)で、他に治療法がなく、かつ、軟骨欠損面積が4cm2以上の軟骨欠損部位に使用する場合とされています。
同種細胞シート移植の臨床研究は、変形性膝関節症の軟骨欠損にも適用できるものです。また、軟骨欠損の大きさの制限なく治療することができます。自己細胞シートの先進医療は、8.4cm2までの軟骨欠損に適用という大きさの制限があります。”

同種細胞シート移植では、多指症患者さまより手術時に提供される多指症由来組織の細胞を使用して、細胞シートを作製します。自己細胞シート移植では、患者さまご自身の関節内組織(軟骨、滑膜)の細胞を使用して、細胞シートを作製します。滑膜細胞は、細胞シートの構成細胞としてではなく、軟骨細胞の増殖を助ける目的に用います。移植に使用するのは軟骨細胞シートのみです。
関係ありません。この治療に使用する同種細胞シートは、多指症患者さまより提供される多指症由来組織の細胞から作製されます。自己細胞シートは、ご自身由来の細胞(軟骨細胞)から作製されます。
細胞シートは軟骨にぴったりと接着しますし、ある程度高密度で培養された細胞シートは、指で引っ張っても破れないものです。
患者さまによって効果は異なりますので一概に言えません。この手術で軟骨変性が改善し痛みが解消しても、加齢などによって再び軟骨が変性してしまう可能性もありますので、予防のための運動療法が大切です。
患者さまによっても異なりますが、今までの臨床研究の結果をみますと、術後3ヵ月以降で術前よりも改善している方が多くいらっしゃいます。

PRP治療について

PRPを作製する機器は様々あり、機器ごとに作成される成分は異なります。また、治療にあたっては十分なエビデンスがなく、現時点では、保険診療対象とはならず自由診療下で実施されている実情にあります。治療をご希望の際には、各施設・医師と相談し、必要な説明を受けてください。

治験では数多の適応条件がありますので、ご希望される場合にはかかりつけ医からの紹介状をご持参の上、東海大学医学部付属病院整形外科 佐藤の外来へご来院ください。


医師主導治験としてのPRP治療は、検査等にかかる費用(保険診療分)は患者様にお支払いいただきますが、PRP投与にあたっての費用は研究費負担として患者様にご負担いただくことはありません。


自由診療としてPRP療法をご希望される場合には、当院所定の施術料をお支払いいただき、保険診療との併用はできません。(詳細は「患者様へ」をご参照ください)

PRPの作製・投与は日帰りで実施しています。採血から2~3時間程でPRPを作製し、投与後はそのままご帰宅いただけます。
PRPの作製に影響があるお薬を服用されている場合には、PRP治療が受けられないこともありますが、一般的な鎮痛剤等は問題ありません。個別のお薬については、事前の外来受診の際にお薬手帳等をご持参いただき、担当医へご相談ください。
患者様により個人差があります。根治療法ではなく、症状の緩和を目指すものであり、投与後、即効果を実感するケースは少なく、およそ3ヶ月~1年にかけて効果を感じられる方が多いようです。一度の投与で症状が緩和し、数年を経過されている方もおられますが、中には1年程度の間隔で投与を繰り返される方もおられます。